第10代当主三郎右衛門はここで飼っていた鶴の絵を描いたと言い伝えられています。
第10代当主三郎右衛門はここで飼っていた鶴の絵を描いたと言い伝えられています。
儀式用の竈(かまど)があり、火と竈の神である「お土公さま」が祀られています。
発掘作業で明らかにされた竈や土間の洗い場などが復原されています。埋め込んである備前焼の水甕は天正11年(1583)の銘が刻んである倉敷市指定文化財。
正面2階の倉敷窓には、防火用土扉がついており、倉敷の街に現存する唯一のものです。
天井の開口部からは、屋根を支える登り梁や平成・令和の修理の棟札の付いた大黒柱などをご覧いただけます。
二畳間から見える太鼓橋は、当主の座敷と客人を迎える茶室を結びます。
赤外線写真で、控えの間側には牛や人物など、水屋側には松と鳥の絵が描かれていることが確認されました。
客間には、幕末の漢詩人、藤井竹外の書が張られた襖があります。
客間では、格式高い棹縁天井や手の込んだ網代天井が見られます。
上下に分かれた板戸で、上の戸は上部が吊られており、はね上げて開ける形式の建具です。
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